増ページで恐怖が迸る!
傑作に大幅加筆を加え、「廃校の怪談」ほか新作30話書き下ろし
心霊TV番組「怪談のシーハナ聞かせてよ。」「怪談好きが集まるBAR REQIEM」のレギュラーや怪談ライブ、
YouTubeなどでも活躍中の怪談師・糸柳寿昭と上間月貴。
彼らが所属する怪談社の人気既刊本〈十干〉シリーズより、自ら厳選した怪談に大幅加筆したベスト版最終巻。
・中学生の友達の額をふざけて指で突いたらその指がズボリと…「指先の脳」
・買い物から買ってきたら家の敷地から見知らぬ少女が飛び出してきて…「便利屋がいた話」
・心霊スポットに入り込み、紙垂がかかった扉の鍵を開けたのだが…「廃校の怪談」
――など、書き下ろし新作30話を含めた57話を収録。怪談に塗れて溺れろ!
「死んだひとって人間のころと違ってしまうんですか?」
亡くなった幼馴染に逢った体験者は質問をしてきた。「きよみだったのに」収録
怪談社による、全国で蒐集した怪異を収める書記録シリーズ第三弾。
・学生の時に付き合っていた彼と別れた驚愕の理由
「好きだったのに」
・自宅療養中の同僚の家に車で向かうと、途中奇妙な子供に出会い…
「お見舞いだったのに」
・突然失った味覚、玄関ドアポストに釘が打たれた藁人形が入っていて…
「返ってくるのに」
・壮絶な虐待体験に我を失った後…「母親なのに」
――など56話収録。思いもよらぬ結末に驚愕、存分にご堪能あれ。
怪談社の語り手糸柳寿昭
いまだ世に姿を見せぬ怪談を聴きたいがゆえに
語り、映し、舞台に立つ。
その彼が、全国を行脚し
行く先々、出逢った人たちから聴き取った怪談たち。
文字通りその足で掘り起こした怪異の数々を
いま世に放つ。
あまりの怖さに眠れない読者を続出させた
『忌み地』『忌み地 弐』
に続くシリーズ第3弾!
現地を訪ねなければ決してわからない、
身も凍る怪異の数々。
怪談社の取材にもとづく最恐の怪談実話集。
文庫書下ろし。